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タイトル
  • ja 教育目標としての思考力・判断力・表現力 ーヘーゲルとデューイとを対照させながらー
  • en Ability of Thinking, Judgment and Expression as the Aims of Education:Comparative Consideration to the Thoughts of G.W.F. Hegel and J. Dewey
作成者
    • ja 花井, 信 ja-Kana ハナイ, マコト en HANAI, Makoto
主題
  • Other en Aufheben
  • Other en Begriff experience learn situation
内容注記
  • Abstract ヘーゲルによれば、思考とは記憶を内に含むから、後者を切り離して前者はない。 また判断とは、対象のもつ諸属性のなかから一つだけを取り出し、他を捨象すること である。他方デューイによれば、思考は観察と記憶の結合であり、観察と同時に知識 との照らし合わせが働く。判断とは、状況の中の査定あるいは見積であり、かぎりな く再構成されてゆく。ヘーゲルによれば、思考は経験から始まるとしてもそこから限 りなく遠ざかり、概念、理念にゆきつく。デューイによれば、経験の連続性のなかで、 状況のなかでの対象と個人の相互作用がなされる。デューイにあって、観察と記憶の 知的利用能力を、新たに要求される新しい経験領域を切り開く手段や道具として、注 視する。それを導くためには、教育的経験を洞察できる有能な教育者が生徒の前に現 れなければならない。
出版者 ja 常葉大学教育学部
日付
    Issued2017-12-31
言語
  • jpn
資源タイプ departmental bulletin paper
資源識別子 DOI https://doi.org/10.18894/00001454 , URI https://tokoha-u.repo.nii.ac.jp/records/1477
ID
  • JaLC 10.18894/00001454
収録誌情報
    • PISSN 2188-434X
      • ja 常葉大学教育学部紀要 en TOKOHA UNIVERSITY FACULTY OF EDUCATION RESEARCH REVIEW
      • 38 開始ページ93 終了ページ109
ファイル
    • PDF
    • 542.9 kB (application/pdf)
      • Available2018-04-03
コンテンツ更新日時 2023-09-30