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タイトル
  • ja <国際日本文化研究センター創立二十周年記念特集>(続) 井筒俊彦の主要著作に見る日本的イスラーム理解
その他のタイトル
  • en The Japanese Understanding of Islam as Seen in the Writings of Izutsu Toshihiko
作成者
    • ja 池内, 恵
主題
  • Other ja イスラーム思想史
  • Other ja 井筒俊彦
  • Other ja 神秘主義
  • Other ja スーフィズム
  • Other ja 哲学
  • Other ja
内容注記
  • Abstract ja 日本におけるイスラーム思想の研究において、井筒俊彦の諸著作が与えた影響は他を圧している。日本の知識階層のイスラーム世界理解は、ほとんど井筒俊彦の著作のみを通じて行われてきたと言ってしまっても誇張ではないかもしれない。井筒の著作の特徴は、日本の知識人のイスラーム理解の特徴と等しいともいえる。この論文ではまず、井筒の著作において関心がもっぱらイスラーム神秘主義(スーフィズム)とイスラーム哲学にあり、イスラーム法学についてはほとんど言及されないことを指摘する。その上で、井筒がイスラーム思想史の神秘的な側面に特に重点をおいたことは、井筒が禅の素養を持つ父から受けた神秘的修道を基調とする教育に由来すると論じる。また、井筒の精神形成をめぐる自伝的な情報を井筒の初期の著作に散在する記述から読み取り、井筒の神秘家としての生育環境が、イスラーム思想史をめぐる著作に強く影響を及ぼしていることを示す。
出版者 ja 国際日本文化研究センター
日付
    Issued2007-09-28
言語
  • jpn
資源タイプ departmental bulletin paper
出版タイプ VoR
資源識別子 DOI https://doi.org/10.15055/00000556 , URI https://nichibun.repo.nii.ac.jp/records/562
ID
  • JaLC 10.15055/00000556
収録誌情報
    • NCID AN10088118
    • EISSN 24343110
    • PISSN 09150900
      • ja 日本研究
      • 36 開始ページ109 終了ページ120
ファイル
    • fulltext nk36005.pdf
    • 1.0 MB (application/pdf)
      • Available2015-11-11
コンテンツ更新日時 2024-05-14