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タイトル
  • ja リベラリズムと障害者
作成者
アクセス権 open access
主題
  • Other ja リベラリズム
  • Other ja 社会契約論
  • Other ja ケイパビリティ
  • Other ja 障害者
  • Other ja 障害学
  • NDC 150
内容注記
  • Abstract ja 本稿では、分析的伝統に立脚する現代の倫理学、とりわけリベラリズム政治哲学は障害者を公正に扱いえないという通説を検討する。たとえば、ロールズの社会契約論は正義の名にふさわしいまっとうな社会についての構想から障害者を排除していると強く批判されてきた。本稿の目的は、このリベラリズム政治哲学と障害学を架橋する可能性を探究することにある。本稿は以下の4節に分けられる。まず、障害者への財の分配をめぐって戦わされたロールズとセンの論争を瞥見する。次に、ロールズの政治的人格論こそが政治領域で障害者を不公正にあつかってしまう原因であると示したい。3節では、障害者の政治的・道徳的地位を基礎づけるには、自身の「ケイパビリティ・アプローチ」がロールズ正義論への最善の代替案だというヌスバウムの主張を跡づける。最後にケイパビリティ・アプローチが直面せざるをえない二つの問題を指摘する。
出版者 ja 北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター
日付
    Issued2010-03
言語
  • jpn
資源タイプ departmental bulletin paper
出版タイプ VoR
資源識別子 DOI https://doi.org/10.14943/ouyourin.3.34 , HDL http://hdl.handle.net/2115/51831
ID
  • JaLC 10.14943/ouyourin.3.34
収録誌情報
    • PISSN 1883-0110
      • ja 応用倫理
      • 3 開始ページ34 終了ページ44
ファイル
コンテンツ更新日時 2023-07-26