一覧に戻る

タイトル
  • 江戸初期の東照宮三十六歌仙扁額 : 和歌・書・絵の系統を中心に
その他のタイトル
  • エド ショキ ノ トウショウグウ サンジュウロッカセン ヘンガク : ワカ ショ エ ノ ケイトウ オ チュウシンニ
作成者
    • プリミアーニ, オレグ
    • PRIMIANI, Oleg
アクセス権 open access
主題
  • Other 三十六歌仙
  • Other 東照宮
  • Other 歌仙絵
  • Other 扁額
  • Other 和歌
内容注記
  • Other 徳川家康の遺言に従い、元和二年(一六一六)、二代将軍徳川秀忠が日光山と久能山の東照宮の造営を開始させる。翌年(一六一七)、両社が竣工し、その拝殿には三十六歌仙扁額が奉納された。両者の制作は、秀忠の願いによって、在位中の後水尾天皇の下で行われ、歌仙和歌に後水尾天皇自身の宸翰がある。この例に倣って江戸初期では、拝殿を荘厳するために欠かせない装飾様式のひとつとして、各地の東照宮にも三十六歌仙扁額が奉納されたと思われる。本研究では、日光・久能山をはじめ、水戸・世良田・仙波・金沢・滝山の東照宮七社に伝来する三十六歌仙扁額を集め、その歌仙和歌の本文と書、そしてその歌仙絵を調査した。その結果、第一に「日光本系統」と「久能山本系統」の歌仙和歌本文二系統の存在が確認された。第二に、日光東照宮本の書における書写手法が明らかになった。第三に、装束・構図において七本の歌仙絵の様式の類似性と相違点が確認された。
言語
  • jpn
資源タイプ doctoral thesis
出版タイプ VoR
資源識別子 URI https://opac.daito.ac.jp/repo/repository/daito/51380/
学位情報
  • 学位授与番号 甲第128号
  • 学位授与機関
    • 識別子名 kakenhi
    • 識別子 32636
    • 機関名称 大東文化大学
  • 学位授与年月日 2015-09-15
  • 学位名 博士(日本言語文化学)
ファイル
コンテンツ更新日時 2025-01-27