Title |
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ja
Groves-LedyardメカニズムにおけるNash均衡の達成可能性 : 実験研究
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Alternative |
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en
Attainability of a Nash Equilibriumthrough Groves-Ledyard Mechanism : An Experimental Study
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ja
Groves-Ledyard メカニズム ニオケル Nash キンコウ ノ タッセイ カノウセイ ジッケン ケンキュウ
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Creator |
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Contributor |
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Subject |
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other
Grove-Ledyard メカニズム
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other
Nash均衡
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other
実験
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Description |
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Other
本稿では,傾きを同じくする線形の公共財限界評価曲線をもつ個人を想定し,Groves-Ledyard メカニズムの下で,彼らがNash 行動(Cournot-Nash 最良反応動学)に従ってメッセージの選択を行う場合,メッセージがNash均衡に収束し,Pareto効率的配分が達成されるための条件を,罰則パラメータγの範囲として導出し,この範囲の下限γCは,Groves-Ledyard メカニズムがsupermodurality を満たすための条件としてY. Chen が示したγ の閾値γSを下回ることを明らかにした.その上で,罰則パラメータγ を,0<γ<γC,γC<γ<γSおよびγS<γの3通りに設定した実験を実施し,どの設定においても,意思決定ラウンドの後半にはNash 行動が一般的となることを確認し,0<γ<γCと設定した場合にはNash 均衡へのメッセージの収束は期待できないが,γS<γと設定した場合のみならず,γC<γ<γSと設定した場合においても,大部分の実験セッションでNash 均衡へのメッセージの収束が観察されるという実験結果を得た.
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Date |
Created2014-06-23
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Issued2010-03-31
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Language |
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Resource Type |
departmental bulletin paper |
Version Type |
AM |
Identifier |
URI
http://id.nii.ac.jp/1124/00000754/
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Journal |
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NCID
AN00025971
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ISSN
0389-1364
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オイコノミカ
46(4), 83-104
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File |
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Oaidate |
2020-09-20 |