Back

Title
  • ja 管水路流と開水路流の遷移領域における水理特性
Alternative
  • Hydraulic Characteristics on Transitional Regions of Closed Conduit Flow and Open Channel Flow
Creator
Subject
  • NDC 610
  • Other 農学
Description
  • Other 管路内の流れは水理学的には管水路流と開水路流に分類されるが, 実際にはそのいずれとも区別出来ない領域が存在する.このような領域では空気が混在する流れとなる.一般に空気を連行する流れは, 流水中の空気の形状が極めて複雑かつ非定常的であるために, その理論的な取り扱いは困難である.したがって実験的にその水理学特性を検討した.得られた結果は次のように要約される.1.管水路流と開水路流の遷移領域の流況は, 流水に連行される空気の量およびその混在状況によって気泡流, 気泡塊流, 混合流および半開水路流に分類される.ただこのような流況が遷移領域ですべて現れるとは限らず, 管径, 管路長, 管路勾配, 管路流入口形状などによってその流況の存否が決まる.2.混合流付近の流況の場合には流れに周期性が現れ易く, 管内圧力や管路流入水槽の水位に卓越周期が見られる.その周期の長さは空気量, 管路勾配, 管路長などによって決まる.3.管水路流と開水路流の遷移領域の流況では, 空気の連行によって管内圧力が極めて大きく変動する場合がある.このことは管路の振動の原因となる.
Publisher 鹿児島大学
Date
    Created2016-10-27
Language
  • jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Version Type VoR
Identifier URI http://hdl.handle.net/10232/1624
Journal
    • NCID AN00040603
    • ISSN 0453-0845
      • 鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University
      • Volume Number40 Page Start215 Page End219
File
Oaidate 2023-07-18