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Title
  • ja 地方創生論にみる「まち,ひと,しごと」
  • en Regional Empowerment for Japan's Growth Creating a Virtuous Cycle between Communities, People, and Work
Creator
    • ja 金子, 勇 en Kaneko, Isamu
Accessrights open access
Subject
  • Other ja コミュニティ
  • Other ja 社会資源
  • Other ja イノベーション
  • Other ja 地方消滅
  • Other ja 中小企業
  • NDC 318
Description
  • Abstract ja 「地方創生」が巨額な予算と3年という時間を使ったにもかかわらず,あまり成果がないのはなぜか。どうすればよいのか。本稿はこの疑問に答えるべく,「まち・ひと・しごと」を社会学と経済学で分業し,かつ融合して「地方創生」の今後の方向性を探ろうとする。これまでの「地方創生」に欠けていたものは二つある。ひとつは理論である。それは様々な事例の観察から抽象されたものであり,金子がDLR理論(Dは方向性,Lは住民の力量,Rは社会資本)として提示している。もうひとつは主体論である。役所にまかせればよい,補助金をアテにしてやればよい,ではなく,地方に現存する様々な組織(アソシエーション)が参加し連携する。その前提としての各組織の位置確認,つまり社会構造のどこにあるかを濱田が図を用いて示している。そして「地方創生」の持続性の確保には地元中小企業の参加が必要で,そのことで運動自体が企業家・ビジネス化することが望ましいと結論する。本稿は「言うは易く,行うは難し」の学際研究であるが,国策としての「地方創生」を念頭に二つの学術的成果を「まち・ひと・しごと」研究に活用した試みの第一歩である。
Publisher ja 北海道大学大学院経済学研究院
Date
    Issued2017-12-19
Language
  • jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Version Type VoR
Identifier HDL http://hdl.handle.net/2115/68054
Journal
    • PISSN 0451-6265
    • NCID AN00070036
      • ja 經濟學研究 en Economic Studies
      • Volume Number67 Issue Number2 Page Start29 Page End97
File
Oaidate 2023-07-26